Back to All Events
【RCLIPイブニングセミナー】
誘引侵害と間接特許侵害―基礎と現代的課題
日時:2026年6月1日(月)18時45分~20時00分
場所:早稲田大学小野記念講堂
司会:Christoph Rademacher(早稲田大学法学学術院教授)
コメンテーター:末吉 剛 (ユアサハラ法律特許事務所) & Jan Krauss(SKM-IP)
言語:英語・日本語(同時通訳を利用される方はスマホ・PC等とイヤホンをご用意ください)
概要:イリノイ大学ロースクールのジェイク・シャーコウ教授が、米国特許法における間接特許侵害の基礎について、特に合衆国法典第35編271条(b)に基づく誘引侵害の法理に焦点を当てて講義を行います。近時の訴訟および学説、とりわけ連邦最高裁で争われている Hikma v. Amarin 事件において注目されている「ラベルによる侵害(infringement by label)」の議論を手がかりに、現行の判例法が、積極的な働きかけや因果関係といった従来の要件を超えて誘引侵害責任を拡張し得るのかを批判的に検討します。さらに本講義は、間接侵害の適切な限界や、規制的文脈が責任の形成に果たす役割といったより広い問題にも光を当て、日本における間接侵害の射程や構造をめぐる議論にも示唆を与えるものです。また、特許実務に精通した末吉剛弁護士 (ユアサハラ法律特許事務所)およびJan Krauss欧州弁理士(SKM-IP)が、日本および欧州における法状況との比較の観点からコメントを行い、議論を補足します。
本シンポジウムは、早稲田大学総合研究機構「総合研究機構シンポジウム助成」の支援を受けています。