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- 日程
- 2012年 1月21日(土曜日) 13時30分~17時40分
- 会場
- 早稲田大学早稲田キャンパス 8号館B102教室
- 主催
- 早稲田大学 重点領域研究機構 知的財産拠点形成研究所(IIIPS-Forum)
- 共催
- グローバルCOE 知的財産法制研究センター(RCLIP)
- 早稲田大学 先端科学・健康医療融合研究機構(ASMeW)
- 早稲田大学 グローバルCOE「実践的化学知」
- 早稲田大学 博士キャリアセンター
- 早稲田大学 日欧研究機構 欧州バイオメディカルサイエンス研究所
- 早稲田大学 ナノテクノロジーフォーラム
- NPO「健康早稲田の杜」
講演者 |
竹中俊子(ワシントン大学ロースクール教授)
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総合司会 |
高林 龍(早稲田大学 法学学術院 教授)
朝日 透(早稲田大学 理工学術院 教授)
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趣旨 |
ES細胞やiPS細胞といった幹細胞を用いた再生医療の研究が、「失われた機能を再び取り戻す」という長年の人類の希求が実現可能となると期待され、わが国のみならず全世界で注目されています。その勢いは基礎研究から実践的研究にまで及び、実用化が近いのではないかとも言われています。一方、ES細胞を用いた再生医療の研究に対して、倫理的な観点などから実用化には幾多の困難が立ちはだかるのではないかとも指摘されています。2011年10月、欧州司法裁判所は「ES細胞に関する技術の特許を認めない」という判断を下しました。再生医療の最先端の研究と開発によって生み出された技術や手法は知的財産であります。しかし、それらを特許化することは何故認めなれなかったのか?
本シンポジムは、ES細胞やiPS細胞などの幹細胞を用いた最先端の再生医療の研究がどこまで進展していて、技術的な課題は何であるのか、さらにそれが実用化される場合の知的財産法上の課題は何であるのかについて、生命科学、医理工学、法学の専門研究者から専門家でない方々にも分かりやすくご講演いただき、会場の皆さんとともに議論することを目的として開催いたします。
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基調講演 |
浅島 誠 (東京大学大学院 特任教授 / 独立行政法人 産業技術総合研究所 フェロー)
「幹細胞による再生医療研究における現状と将来の課題」
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講演 |
甲斐 克則(早稲田大学 法学学術院 教授)
「ES細胞・iPS細胞の研究推進をめぐる法的・倫理的課題」
梅澤 明弘(国立成育医療センター 再生医療センター長)
「ES細胞の最新研究と将来性」
高倉 成男(明治大学 法科大学院 教授)
「特許制度と生命倫理」
大和 雅之(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授)
「iPS細胞研究の現状と課題」
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パネル ディスカッション |
コーディネーター:
朝日 透(早稲田大学 理工学術院 教授)
福田 八寿絵(大阪大学 医学系研究科 特任助教 / 早稲田大学 講師)
パネリスト:
浅島 誠(東京大学大学院 特任教授 / 独立行政法人 産業技術総合研究所 フェロー)
甲斐 克則(早稲田大学 法学学術院 教授)
梅澤 明弘(国立成育医療センター 再生医療センター長)
高倉 成男(明治大学 法科大学院 教授)
大和 雅之(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授)
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